【初音ミク・MAYU】 雛始め 【オリジナル】
2014/12/21 公開
【初音ミク・MAYU】 雛始め 【オリジナル】
歌詞
今は昔、大きな屋敷に生まれた少女がいました
使用人だらけの家はとても狭くて息苦しかった
みんな同じカラクリのよう
ある日、目を覚ました人形が見た
決まりと言う鎖に繋がれた少女
私と同じねとても寂しそう
他人事と思う理由ない
此処に居るから
私だけは貴女の味方
生まれた時から
さぁ、華を召して遊びましょう
鬼ごっこ、かくれんぼ、花一匁
そんな所に隠れないで
出ておいで私の愛しい人
鏡よ鏡よ鏡さん
些細な違いで想いは罪になるの?
誰もが持ってる感情
咎めることは出来ないはずだから
だるまさんがころんだ
運びこまれた桐箱を見ておじい様とおばあ様は
泣き崩れています
「行きはよいよい帰りは怖い」 名前の無い人達が騒ぐ
こっちにおいでと呼び
髪を撫でては
腕の中で涙を浮かべ囁き見つめあう
さぁ、華を召して始めましょう
乱れ咲いた声は桜吹雪
愛に濡れた林檎飴が
溶けて開けば覗く青い果実
愛しいや恋しいじゃ足りない
アナタを感じていたい壊れる程
許されない事とわかっても
知りたいと思う禁断の蜜の味
二人だけの秘密だよ
踏み絵の様な背徳感に溺れて
唯一人の為、狂い咲いてる百合の花は貴女と私
永遠など無ければ×せばいい
籠の中にずっと閉じ込めて
このままずっと一緒に居ましょう
心と身体一つになるまで
健やかなる時も病める時も
貴女を愛することを誓います
指切りげんまん嘘付いたら
この心臓を貴女に捧げてあげる
さぁ、華が咲き乱れ舞い踊る
溢れる吐息は甘い言葉になり
空白を埋めるように求め合う
誰も居ないこの世界の片隅で
貴女無しでは生きていけない
その想いは二人の糸となり
決して消えない運命となる
願わくば影追いならぬようにと
さぁ、謡いましょう心中歌
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